ラバーダム防湿って何?

ラバーダム防湿って何?

精密でやり直しの少ない、質の高い治療には欠かせない「ラバーダム防湿」

開業当初より一貫して掲げている理念

日頃より五反田みとめ歯科をご愛顧頂き、ありがとうございます。
 
当院では開業当初より「精密でやり直しの少ない、質の高い治療をご提供する」という事を理念の1つに掲げ、歯科医師、歯科衛生士、そして歯科助手が連携し、最善な医療をご提供しています。
 
そこで今回は、やり直しの少ない治療を行う上で欠かせない「ラバーダム防湿」についてご紹介致します。

ラバーダム防湿の大きな目的

ラバーダム防湿の歴史は長く、1864年にニューヨークの開業医S.C.Barnumにより、当初は金箔充填正確に行う為に考案された治療法です。
※金箔充填とは、歯牙の修復において、金を直接・緊密に充填する修復法であり、現在ではほとんど選択されることのない修復法です
 
 
ラバーダム防湿の大きな目的は以下の7点です。
 
①唾液、歯肉溝滲出液、出血による術野の湿潤、感染防止、乾燥 ※歯肉から滲み出る組織液
②器具、切削などの誤飲、誤嚥防止
③薬液、切削器具による口腔粘膜の傷害防止
④術野の明視と操作性の容易化、術式の合理化
⑤正確な接着
⑥嘔吐反射防止
⑦開口補助
 
このように様々なメリットのあるラバーダム防湿ですが、当院で特に重要視しているのは、患部の歯が口腔内から遮断される事で視覚的に患部にだけに集中できるため、正確な接着を行え、治療のクオリティーが上がるという事です。そのため、保険自費問わず必要な治療においては患者さんにご説明の上、必ず行なっています。※鼻呼吸が出来ない場合、顎関節症で長時間(15分~60分)の開口が困難な方には代替器具(ロールワッテではありません)を使用し、防湿を行います
 
 

ラバーダム防湿の使用率と拡大治療との関係性

日本顕微鏡歯科学会会員のラバーダム防湿使用率は以下の通りです。※院長の三留は、日本顕微鏡歯科学会の正会員です
 
必ず使用する:57%  →当院が該当
症例によって使用する:36%
合計:93% ※2018年調査
 
確実で精密な治療を行う上で、ラバーダム防湿は必要不可ですが、更に精度の高い治療を行う上では顕微鏡(以下、マイクロスコープと表記)や拡大鏡を使用して行う拡大治療も欠かせません。(マイクロスコープを使用した拡大治療の詳細はこちらのブログからご覧頂けます)
 
マイクロスコープを使用し、精密な治療を行なっている日本顕微鏡歯科学会会員の歯科医師達のラバーダム防湿使用率のデータからも、ラバーダム防湿とマイクロスコープを使用した拡大治療が、精密な治療を行う上で欠かせない事だという事がお分かり頂けると思います。
 
当院で使用しているマイクロスコープは視野を最大約20倍に拡大することができるため、予防歯科という観点からも大きなメリットがあります。それは、肉眼では発見しにくい病巣を早期に発見する事ができたり、削る範囲も最小限に抑える事が可能だからです。また、歯科医師同様に全ての歯科衛生士も最大8倍の拡大鏡を使用し、精密な歯周病治療や予防処置、メンテナンスをご提供しております。(歯科医師や歯科衛生士の拡大治療のブログはこちらからご覧下さい)
 
 

ご相談下さい

当院では、ラバーダム防湿とマイクロスコープを使用し、精密でやり直しの少ない治療をご提供いたします。
 
ただ治すだけの治療ではなく、より快適な生活を送るため治療、及びメンテナンスをお求めの方は、是非一度ご相談下さい。

治療のご予約はWEB03-6420-0341にて、ご質問やご相談はこちらからも可能です。

 
ご予約、ご来院、お待ちしております。
 
 
五反田みとめ歯科 院長 三留

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