ラバーダム防湿を行なっています
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「ラバーダム防湿」
治療のクオリティーを上げる治療法です
こんにちは、五反田みとめ歯科、院長の三留です。
皆さんは、「ラバーダム防湿」という言葉を聞いた事があるでしょうか。おそらくほとんどの方が初耳なのではないでしょうか。
「ラバーダム防湿」とは、患歯を中心にラバー製のシートで覆い、唾液や水分から術野を保護しながら行う治療法です。
人の口腔内は通常唾液で満たされています。呼吸する空気の中にも水分が含まれています。
唾液の中には口の中の常在菌と呼ばれる細菌たちが、体のどの部分よりも高い密度で存在しています。虫歯を取るために削ってきれいにしたところに唾液が触れると、それだけで常在菌が多数触れる事になり、そのまま詰め物をしてしまえば菌を残したまま治療が完了となり、虫歯の再発リスクが高くなります。
また、歯科治療に使用する材料は繊細なものが多く、わずかな水分が存在することでその力を十分に発揮できない事があります。
このような問題を解決するために考案されたのが「ラバーダム防湿」です。ルーツを辿れば100年以上前にアメリカ、ニューヨークの歯科医師がその原型を考えた、と言われる非常に歴史のある操作です。が、その手間と時間とコストから現実的にほとんど行われていないのが現状です。
写真に示すように、患歯を中心にラバー製のシートで覆い、唾液や水分から術野を保護しながら治療を行う事が出来るようになり、細菌感染、材料への水分の暴露を高い精度で防ぐ事が出来ます。
診る立場としても、視覚的に歯だけに集中出来るようになりますし、ラバーダム防湿を行う事で別次元と言えるほど治療のクオリティーを上げる事にも繋がっています。
残念ながら、鼻呼吸が出来ない場合、顎関節症で長時間(15分〜60分)の開口が難しい方は適応外となる事もあります。(その場合には別の代替案をご用意する事が出来ます)
五反田みとめ歯科では「ラバーダム防湿」による確実な治療を行っております。
ラバーダム防湿にご興味のある方、ご来院お待ちしています。
五反田みとめ歯科 院長 三留康司
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